2004年8月14日土曜日

AppleのiTMSについて

04_08_13_02.gif欧米では、成功しているといっていいのではないだろうか?Apple iTunesMusicStoreのことである。
しかし、日本でサービスインの目処はないとか。
署名活動をしてる方もおられるようですが、
中々、サービスインは難しいと思います。

理由は何故か?
一つはレコード会社。東芝EMIとかSMEとかああいう会社。
もう一つはJASRACとかRIAJとかみたいな権利系の団体。
俺は、どっちかいうと、老獪な天下りの方が多くいる、
後者の方がウザイと思ってるのですけどもw

なんでかっていうと、レコード会社の現場の人間は、
CDのカジュアルコピーが販売低迷の最大の原因とは流石に思っていないわけで。

例えば、一つの販売低迷の要因ってのは以前からいわれている、携帯なんかに対して若者の金が流れるようになって
昔ほどCDというエンターテイメントに対して割ける金がなくなっている。という事も挙げられるし、

個人的な、最大の理由はコンテンツの質の低下が挙げられると思う。
オリコン上位に、企画物や単発売りみたいなアーティスト(?)が大量にランクインしていて
始めはビジュアルとか新鮮味だけで売れるだろうけど、流石にリスナーもそこまで馬鹿じゃない。
同じような楽曲しか提供しないアーティストが、簡単にミリオンだせるわけがないし。
何より、実際の音楽としての質ではなくて、ビジュアルとか広告戦略だけで売れると。
日本のリスナーの購買層はそういう耳しかないというような、戦略のレコード会社が受け入れられるわけがない。
と、俺は信じたいw

別に海外のアーティストは全てすばらしくて、それに引き換え日本のアーティストは全て最悪だ。
なんて事は、全くおもっていなくて、日本人のアーティストの方ですばらしい楽曲を提供していて、
私も熱烈に好きな人ってのはもちろんいます。

ただ、いい加減に音楽業界は既存権益にしがみつくことに必死になるようなことをやめて、こういうiTMSにしろなんにしろ新しいムーブメントを言い訳にしてウダウダ吠えるのはやめてみてはどうでしょうか?

1 件のコメント:

  1. ほんと、聞きたい曲が無いから買わないんであって、別に違法コピーできるから買わないんじゃないんだよねぇ。
    nyで落とせるものだとしても、欲しいものは買うし。

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