2004年11月1日月曜日

今日はツーリングにいってきました。しんど・・w

電話がなっている。寝ぼけながら通話ボタンを押す。
「晴れだ!晴れだよ!BMWかりにいかなきゃ!!」
そんな声で目が覚めた。

窓から外をみると、いつ雨がふってもおかしくないどんよりした空。

「これは、晴れっていわないんじゃねえのか?」
「雨がふってなかったら全部晴れダヨ!」

俺の連れはバカばかりだ。

ベッドから出て、煙草を咥えながら大阪のBMWショップに電話する。

「以前、試乗させていただいた者です。急で申し訳ないんですが、今日300kmプログラムに乗りたいのですが、一台借りれないでしょうか?」

こんな無茶な要求に応じてくれた、服部モータース都島店。
有難うございます。メットまで借りたしねw

で、着替えて電車で店までいく。
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BMW R1100Sが店の前でメンテを受けていた。俺が今から丸一日乗るマシンだ。
簡単な書類に書き込み、説明を受けて一路京都へ向かう。
都島から新御堂筋に入る。
新御堂筋の上り口で、ちょっと肩慣らしにとフル加速してみる。

2気筒の4ストロークエンジンは独特の振動とサウンドをかなでながら坂をかけのぼっていく。
この俺の乗っていたR1100Sというマシンは、1100cc 2気筒4ストローク 98psというスポーツツアラーだ。
BMWには珍しく、レーシな面持ちをもっている。
クラッチは2気筒だけあってラフさは許してくれないが、非常にタッチがクイックで乗りやすい。
ギアもきっちり入る。というBMW独特のワンテンポ遅れた感じの薄いバイクだ。
といっても、やはりBMWなんだけどもw

で、凄いのがブレーキ。ABSはもちろんのことだが、サーボモータがあって自動的に適切な強さに補正してくれる。
ドライバーによっては、そんなの単車じゃないっていうかもしれないけど安全さはどちらが上かは言うまでもないだろう。
人間なんて所詮、ミスするものなのだから。ましてや私のような新米ドライバーは特にね。

新御堂筋を抜けて、2号線に入り名神高速道路にのる。

120くらいまでひっぱってから、巡航に切り替える。
ハーフカウルだけあって、風は中々のものだが単車自体は非常に安定している。
まだまだ、いけそうだ。

しかし、俺のジェットヘルのスクリーンに水滴が落ちてくる。

まだまだこれからだってのに、イヤな感じだ。

到着時刻を伝える電話をしようと、桂川SAに立ち寄る。
といっても実は腰からぶらさげてた小さいカバンが風で暴れててやばそうだったのでベルトに止めるのが主目的だったのだがw

単車用の駐車スペースに入ろうとすると、カーボンパーツをまとった隼がとまっていた。
その横に止める。

R1100Sは独特のサウンドと美しいボディもあいまって、道行く人々の注目を浴びていた。
まぁバイクでBMWのロゴが珍しいだけかもしれないけどw

煙草を吸って一服していると、隼のライダーと思わしき方がいたので話しかけてみる。

「雨ふらなければいいんですがね」
「そうですねぇ、、、」
「隼凄いですね」
「いやーほとんどノーマルですよ」
その後バイク談義だ。BMWに興味をもたれたようで色々 これはどうなってるの? これ電子制御なんですよ。
みたいな会話を続けていた。バイク乗りはただそれだけで会話ができる。車にはない連帯感だ。

時計を見ると13:00前。そろそろ時間がやばいので隼乗りに挨拶をしてインターを去る。

その後140km巡航。もちろん、全くもって不安がないくらい安定していた。

京都南でおりて、1号を走り七条どおりに入って友人の家へ向かう。

友人をひろって後ろに乗せて、一路滋賀に向かう。
(免許とって一ヶ月だからタンデムはできないんだけどまさか白バイもBMWに初心者がタンデムしているとは思わないだろうと言う勝手な想像w)

何故滋賀かというと、今日はハーレの大試乗会があるのだ。
道中、色々あったが中略して、

会場へ到着。 滋賀スポーツランドとかいう場所だったと思う。
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こんな具合。

中々、試乗会にしてはでかいイベントではあった。
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しかし、カートのコースを使って試乗コースを用意しているのでハーレに明らかにあわない。
ずっと一速のままで走る感じだった。

正直いって、面白くないw なじみのハーレショップの方がおられてこのコースじゃ楽しくないなんて、話してたんだけども、
今度ウチの店きてくれたら貸し出しますよ。好きに乗ってきてください。
なんていってもらえた。
ちなみにそこは、TIPIというハーレショップ。
ハーレ乗りでは有名な店らしい。カスタムされたハーレが店に続々やってくる本当のハーレ乗り向けの店だ。
京都産業大学の近くにあるので、興味のある方はぜひ。
ただ、ハーレに対する愛がないといかないほうがいいかもねw

会場をあとにし、今度は友人の運転で一路京都へ。
比叡山は雨だ。
山を下ると雨がやみ、一安心したのもつかの間大渋滞。
途中で運転を変わるが、大渋滞の中なのでどうしようもない。

会場を3:30過ぎにでたのにも関わらず、京都についたのは5:00過ぎ。
道混み過ぎw

友人を、おろしたあとは一路大阪へ戻る。
しかし、京都南インターにいくつもりが間違えて上に上がってしまった!

時間はやばい。というのもBMWショップには18:30には戻るといってある。今は17:30。
相当厳しい・・・・・

金閣寺辺りで、流石におかしいと気づき(おせえよw)
右折して、必死で下る。なんとか一号線に戻り京都南インターを通るも時間は18:00

絶対に間に合わない。。。

料金所を過ぎたすぐの路肩にとまり、店に電話をする。

遅れる旨を伝え謝った後は一路、大阪へ。

しかし高速も微妙に渋滞気味である。

車線を縫いながら車と車の間をぬけ、160kmくらいのペースですすむ。
しかし、即効ガソリンの警告灯が!

いやいや、店の人300kmくらいは走れるっていったじゃない。
ODOはまだ、180kmを指している。俺が回しすぎなのか?w それはともかくヤバイ。
警告灯はガス残量が4Lになったらつくときいていたので、L15kmとして残り50kmは確実に走れる。
ODOが200になれば、本気でヤバイということだ。

とりあえず、茨木インターまで160km/hのまま進む。
時間がないので、急がねばならない。しかし、ガスはないw

茨木インターで料金所まちの大渋滞である。
単車の特権をいかし、抜かしまくる。 そこで失敗した、、、

クレジットカードを落としたのだw 単車を止めカードを拾う。
車のドライバーには謝るしかないw すると、高速のチケットもないw
やべぇ・・・と必死に探すと道路に落ちていたw それも拾う。
横にいた車にのっていたカップルが、こっちをみて笑っている。

まぁ、料金所の列を歩いてるのは妙かもしれんがね、、、単車のつらさよw

料金所をぬけ、再度一路大阪へ。
途中のスタンドでガスを補給し、後はすり抜けまくり。
道は大渋滞。こっちは、40km/hくらいで路肩とセンターラインを駆使しぬけていく。

2号線、新御堂筋は160km/hで巡航。こっちも本気だ。

店に戻ったのは19:10。

単車を降りたとたん、どっと疲れが降りかかってきた。
そりゃそうだよな、、w 
昼前から夜までレプリカ的なスタイルのバイクを運転してたのだもの。ほとんどのまず食わずで。

それにしても、いやな顔一つせず、遅れた俺を迎えてくれたBMWショップには感謝だ。
それどころか、今度はお連れ様と一緒に複数台借りて楽しんでください。とのお言葉。

営業手法の一つといわれればそれまでかもしれないが、そうであってもうれしいものだ。

今度は、天気のいい日にツアラーでロングランしたいと思う。
車にはない楽しさがある。単車危ないとか、しんどいでしょなんていう人は多いけれども、それは乗ったことのない証拠。
乗ってみれば、危ないとかしんどいなんていうデメリットだけじゃなくメリットが見えてくる。

デメリットは確かに多い。雨はぬれるしさむいしあついし事故すれば飛ぶし。
でも、セーフライドは自分次第でできることだし何よりこの楽しさは他のものでは補えない。

単車のりが、単車を降りても単車に戻るのには理由があるって事ですなw

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